バス停の屋根に、特注片流れテントをご採用頂きました。

こんにちは、ゴトー工業です。

 

今回は、バス停の屋根として、特注サイズの片流れテントをご採用頂きましたので、ご紹介させて頂きたいと思います。

ご相談時に、かなり急ぎの案件である旨をお伝え頂いた上で、弊社としても出来る限り迅速に設計・製造させて頂き、無事に

納める事が出来ました。

 

 

この片流れテントですが、大型テントの特注片流れテントで、間口が4,500mm、奥行2,960mmあります。

お客様より下記の様なご要望を頂戴し、その内容に合わせて、テントの設計・段取りを進めて参りましたので、ご紹介させて頂きます。

 

 

 

1点目は、バス停という不特定多数の方が使用する場所にテントを建て、多少の期間使用し続けたい、というご要望でした。

 

通常の片流れテントのフレームは、31.8ミリの亜鉛メッキ590N高張力鋼管を使用しておりますが、今回はより良い物を採用したい、

というご要望から、大型テントで使用する38.1ミリの鋼管を採用して製作致しました。

 

写真の上のパイプが38.1ミリになります、一回り太くなるイメージで、より安心感を得られると思います。

(下のパイプが通常使用する、31.8ミリになります)

 

 

膜材もテント倉庫に使用する高耐久性能の防炎膜材を採用しました。

 

 

 

 

2点目に、現場には既存の柱が有り「その柱の内側にテントを収めたい」というお話でした。

また現状復帰の観点より、オールアンカ―などを使用しないテントの固定をご要望頂きました。

 

 

サイズに関しては、お客様より詳細な採寸写真を頂きましたので、ぴったりと収まるサイズをご提案すると共に、

ベースプレートが外側へ飛び出さない様に設計し、かつテントウエイト20kgを取付けられる様に致しました。

 

 

 

合せて、既存の柱へテント結わく事で、風対策をきっちりと行える様に、テントの柱へアイナットを取付け、結びやすい工夫を致しました。

 

 

 

3つ目に、障害物が多く、避けられる様に、各所を合わせて設計致しました。

 

 

現場には、看板やベンチ、照明器具など様々な物が有りますので、それらを全て避けて収まる様に致しました。

 

 

 

 

そして施工後の写真がこちらです。

 

 

柱の内へきれいに、ぴったりと片流れテントを収める事ができました。

お客様よりお喜びの声を頂き、弊社としても大変嬉しく思います。

 

 

 

こんな場所にテントの設営は難しいかな、と思われる様な場所でも、まずはご相談頂けましたら様々なアイデアが出てくると思います。

 

テントの事は、ゴトー工業へ是非ご相談下さい!